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お客様のお悩みを解決します

地盤調査について

見えない足元が、未来の安心を決める。


1. なぜ地盤調査は必要なのか?

建物の安全性・耐久性・資産価値を左右する最も重要な要素のひとつが「地盤」です。地盤が弱いと、不同沈下(家が傾く現象)や基礎のひび割れ、ドアや窓が開かないなどのトラブルを引き起こす可能性があります。最悪の場合、修復には数百万円以上の費用がかかることもあります。

また、2000年の建築基準法改正と「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」により、住宅事業者は建物の主要構造部分に10年間の瑕疵担保責任を負うことが義務づけられています。このため、新築時の地盤調査は実質的に必須のプロセスとなっています。


2. 主要な地盤調査方法とその特徴

戸建て住宅で主に用いられる地盤調査方法は 「スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)」「ボーリング調査(標準貫入試験)」 の2種類です。

① スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)

  • 特徴: 簡易的で低コスト。先端にスクリューを付けたロッドに重りを乗せ、回転させながら地中に貫入させ、その抵抗値から地盤の強度を推定します。
  • 期間: 半日〜1日
  • メリット: 短期間で実施可能
  • デメリット: 土の試料採取ができず、液状化リスクの精密判定が難しい

② ボーリング調査(標準貫入試験)

  • 特徴: 専用重機で地中に穴を掘り、63.5kgのハンマーを75cmから落下させて打撃回数(N値)を測定。土の試料を直接採取でき、詳細な地盤解析が可能。
  • 期間: 1日〜数日
  • メリット: 高精度で深い層まで調査可能
  • デメリット: コストと期間が高め

③ 平板載荷試験

  • 特徴: 実際に地盤に荷重をかけ、どれだけ沈むかを測定する試験です。実際の建物荷重に近い条件で地盤の支持力を評価できます。
  • 期間: 半日〜1日
  • メリット: 現場の地盤状態を直接確認でき、設計の精度向上に役立つ
  • デメリット: 広い範囲の調査には向かない

④ 土質試験

デメリット: 現場だけでは完結せず、実験室での分析が必要

特徴: 採取した土のサンプルを分析し、土の粒径や含水量、圧縮性などを評価する試験です。

期間: 数日〜1週間

メリット: 地盤の性質を科学的に把握でき、設計の根拠として利用可能



まずはお気軽にご相談ください

地盤調査は、建物の「見えない足元」を守るための第一歩です。
新築をお考えの方、土地の状態に不安がある方は、早めの調査が安心の秘訣です。

地盤改良工事について

見えない地盤に、確かな安心を

8Edge株式会社の地盤改良サービス

住宅や建物の安全を守るためには、地盤の状態に合わせた最適な改良工法が欠かせません。
私たちは豊富な実績と専門知識を活かし、安心・安全な住まいづくりをサポートします。


主な地盤改良工法

表層改良工事(浅層混合処理工法)

軟弱な地盤の表層(約2m以内)に、セメント系固化材を混合・攪拌し、強固な地盤に改良する工法です。
特徴:

  • 比較的浅い軟弱層に最適
  • 基礎の掘方まで成形するため、基礎工事の工期短縮になる
  • 戸建住宅など小規模建築に多く採用
  • 現状の土地のレベルが高いと、施工時の残土が多く出る事もある

湿式柱状改良工事

軟弱な地盤に円柱状の改良体(柱)を造成し、建物荷重を支える工法です。セメント系固化材をスラリー状にして土と混合し、強固な支持層まで柱状体を形成します。
特徴:

  • 深度2m~8m程度の軟弱地盤に対応
  • 建物全体を安定させる高い支持力
  • 多くの建設会社様が採用する標準的工法
  • 施工時には水が必要な為、水道が無い場合は別途費用がかかる事がある

その他の工法

  • 小口径鋼管杭:強固な支持層まで鋼管材を打ち込み、建物を支持
  • 砕石工法:地中に砕石パイルを造成し、環境負荷を低減
  • 各種認定工法:中~大規模建築に対応する各種認定工法

8Edgeの強み

  • 豊富な実績とデータに基づく最適工法のご提案
  • 戸建住宅から中・大規模建築まで幅広い対応力
  • 保証対応・品質管理の徹底による長期安心

まずはお気軽にご相談ください。
建物の計画段階からサポートし、無駄のないコスト・安心の施工をご提案いたします。

沈下修正工事について

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「傾きの原因から、最適な工法・安心の業者選びまで」

なぜ家は傾くのか?

建物の傾きの多くは、地盤の一部だけが不均一に沈む「不同沈下」によって起こります。
放置すると、壁のひび割れ・ドアや窓の不具合・床の傾きなど、暮らしに影響が出るだけでなく、資産価値の低下にもつながります。

主な原因は次の通りです:

  • 軟弱地盤や経年による地盤の締め固まり
  • 地震や液状化
  • 地下水の変動
  • 不十分な造成や基礎設計

主な沈下修正工法

1. アンダーピニング工法(鋼管杭圧入)

建物の下に鋼管杭を打ち込み、強固な地盤に支えさせて建物を持ち上げる方法。
特徴: 高い耐久性・再沈下リスクが非常に低い。工期は長め。

2. 薬液注入工法

地盤に特殊な薬液を注入して固め、同時に建物を押し上げます。
特徴: 費用と工期のバランスが良く、狭い現場にも対応可能。

3. 耐圧版工法

基礎の下にコンクリート板を設置し、ジャッキで持ち上げた後、固定します。
特徴: ミリ単位での調整が可能。浅い支持層がある場合に有効。

4. 土台上げ工法

基礎と建物を切り離し、建物だけをジャッキアップ。高さを合わせて固定します。
特徴: 木造住宅向け。費用が抑えやすいが、地盤補強効果は限定的。

信頼できる業者を選ぶために

  • 施工実績と地域性:地域の地盤特性に詳しい業者を選びましょう。
  • 丁寧な説明:専門用語だけでなく、素人にもわかる言葉で説明する業者が安心。

まとめ

沈下は放置すると悪化し、修正費用も膨らむ可能性があります。
早期の相談・正確な診断・最適な工法の選定が、

家と資産を守るための第一歩です。

まずはお気軽にご相談ください。
現地調査から最適な修正プランまで、専門家が丁寧にご案内いたします。